こだわりを持って作られるふぐ料理

埼玉県の越谷市にある割烹博多は、下関から直送されるふぐ料理が特徴です

刺し身やしゃぶしゃぶ、から揚げに白子焼きなど、数多くのバリエーションがあります。

いずれも最大限の美味しさが発揮できるように試行錯誤されたものです。

またその他にも京都の料亭を見習って野菜などをほとんど加えず塩味で仕上げるすっぽん鍋や、比較的大ぶりの素材を使用したウナギなど、ふぐ以外にもいくつもの選択肢があります。

メニューは昼と夜に分かれていて、昼は弁当や定食が主なラインナップです。

それに対して夜はコースが多く、揚げ物や煮物など一品料理も充実しています。

その内容は季節によっても変わるため、こまめに確認しておくと良いでしょう。

割烹博多ではふぐの切り方からこだわっていて、日本で初めて営業を認められた料理店にルーツがあります。

そして使用される技術は2枚引きというもので、文字通り包丁を2回に分けて入れる方法です。

そうすることで薄くて広い切り身が出来ます。

見た目が綺麗なだけでなく薬味を包みやすいというメリットもありますが、高い技術力が必要なので、特に東京より北の方ではあまり見られない切り方です。

また相性の良いポン酢の調合にもこだわりを持っていて、気温に合わせて橙酢と醤油の割合を変えていきます。

そのため一度に大量ではなく、味覚を頼りに少しずつ作るのが特徴です。

また橙酢以外の柑橘系を加えることによって、豊かな風味が生み出されます。